地域と繋がる 〜産官学連携の活動〜

平成29年度 鯖江市と鯖江商工会議所と 福井工業大学との相互連携協議会

福井工業大学が鯖江市・鯖江商工会議所と相互連携協定を締結し、産官学での幅広い事業を協同するようになってから、早いもので今年度で丸7年が過ぎました。4月26日(水)午前10時より福井工業大学においてその8年目の活動案について連携協議会での審議が行われ、承認されました。

地域創生への市民と一体となった取組で、全国でも名を馳せておられる牧野鯖江市長は、この会議の中で、「今年度、鯖江市役所の機構改革の中で、幾つかの部署にまたがって実施してきた大学等との連携活動をさらに進展させるため、産業環境部商工政策課に学生・大学連携グループを創設、一元的にその強化を図る」と述べられていました。鯖江市が、これまでにも増して、県内外の連携大学や工業高等専門学校、地域活性に興味のある学生等との活動促進に益々注力されていることが感じられました。

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相互連携協議会で挨拶される牧野鯖江市長

一方、本学側も森島学長をはじめ、田中学園常務理事、羽木地域連携研究推進センター長、大学主要役職者が揃って参加し、今年度の活動計画について確認しました。地域に根ざした教育研究の推進に対する本学一丸となって取り組んで行こうと言う姿勢を感じていただけたのではないでしょうか。

鯖江商工会議所の黒田会頭からも、森島学長のこの連携に対する思いに対し「学長から心強いコメントを頂き、大変感謝している。我々も会員事業所に対しもっと積極的に協力を要望し、さらなる共同研究、委託研究の推進やインターンシップへの協力をしていきたい。」と述べられています。

今年度の新規事業の中に、「めがねのまち鯖江」元気再生事業への産学官金連携による事業を推進し産地ブランドを確立する活動への協力依頼がありました。福井工業大学も、昨年度文部科学省の✳︎私立大学「研究ブランディング事業」〜FUKUI PHOENIX PROJECT〜が採択され、全学を挙げて研究のブランディングに向けた活動を開始しており、地域をまさに元気再生するためのそれぞれの「ブランディング」事業の相互協力が進むと、さらに大きなシナジー効果が生まれるのではないか、今年度の事業計画を聞きながらそんな期待が膨らみました。

文責:総務部 情報収集官 柏 / KEI NEWS STAND /

(大学ウェブサイト 参照リンク)
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